機上より望むタヒチ島(パペーテ)                    
ハネムーナーに人気の、フレンチ・ポリネシア “モーレア&タヒチ”へ行ってきました。
前半は、緑あふれるモーレア島にステイして、水上コテージならではの「カヌーブレックファースト」を体験し、アウトリガーカヌーや自転車で汗を流し、自然とふれあってきました。
後半は、タヒチ島にステイして、レンタカーで島(タヒチ・ヌイ)を一周。バス(ル・トラック)や屋台(ルロット)で庶民の生活にふれ、またタヒチ博物館・ゴーギャン博物館を訪れ“ポール・ゴーギャン”の軌跡をたどってきました。
今年(2003年)は、ちょうどゴーギャン追悼100周年という記念の年。特別展「イアオラナ・ゴーギャン」展(5/15〜7/25まで)が、パリのオルセー美術館の協力のもと行われていました。この年、そしてこの時期に、タヒチを訪れることができたことを、とても嬉しく思います。
ポリネシアの人々のあたたかさに感動し、人間の本来あるべき姿を思い起こさせてくれた、そんな旅でした。海や山といった自然があるから“楽園”なのではなく、人がおおらかに生きていける空気が流れているということが、楽園の楽園たる所以なのだど実感しました。
今度はいつか、ボラボラ島に行ってみたいと思っています。 *イアオラナ=拝する,こんにちは(挨拶)

<基本情報>
フレンチ・ポリネシア         TAHITI
(タヒチ・モーレア島共に、
 ソシエテ諸島に属する)

 
   
首都:パペーテ

 
<亜熱帯海洋性気候>

月別平均気温:
最高29℃、最低23℃位

南半球に位置するタヒチは、日本と季節が逆だが、一年を通して温暖で過ごしやすい。

四季の区別はないが、11〜4月頃が雨季、5月〜10月頃が乾季。

    
タヒチ島はフレンチ・ポリネシアを構成する118の島々の中で最も大きく、その首都パペーテには 唯一の国際空港「ファアア国際空港」がある。

島は ちょうどヒョウタンの様に、大小二つの島で形成されている。
空港やパペーテの街がある大きい島が「タヒチ・ヌイ(ヌイ=大きい)」、目立った観光スポットがない為あまり観光客が訪れることの少ない小さい島の方が「タヒチ・イティ(イティ=小さい)」と呼ばれている。
この二つの島は、狭い地峡で結ばれている。

タヒチ島にポリネシア人が移住してきたのは9世紀頃と考えられている。数あるフレンチポリネシアの島々の中で、その中心として発展を遂げたのは17世紀以降。ヨーロッパ人が来航するようになってから。18世紀末には彼らの協力のもとポマレ王朝が築かれ、ポマレ2世の時代にタヒチ島を統一、女王ポマレ4世の時代に全盛期を迎えた。
しかし、イギリスとフランスの覇権争いがもとで酋長たちの反乱が起き、タヒチ島は1844年から(約3年間)フランス・タヒチ戦争の舞台となり、ゲリラ戦が繰り広げられた。

*  *  *

1880年にフランスの植民地となってからは、宗教、タヒチアン・ダンス、入れ墨といった古来からのポリネシア文化が迫害にあうが、20世紀に入ると民族のアイデンティティ復興の気運が高まり、1957年にフランスの海外領土に昇格。現在では、独立国と変わらない広範な自治権を与えられている。
公用語:
 フランス語&タヒチ語
<トラベルデータ>
   日  程: 2003.06.03〜06.10
   形  態: スケルトンタイプ(エアー、ホテル、送迎のみ)のツアー
   使用Air&Ship:
[AIR=AIR TAHITI NUI&AIR MOOREA/SHIP=AREMITI]
KIX→パペーテ(6096マイル)→モーレア
モーレア(AREMITI)→パペーテ→成田(5882マイル)→KIX   
   HOTEL: Tahiti Beachcomber Inter-Continental Resort


ホテル ル・トラック(公共交通機関)
ルロット(屋台)/レストラン 博物館
ダウンタウン(パペーテ) 島内一周(レンタカー)
カルフール(スーパーマーケット) 空港
その他 エア・タヒチ・ヌイ

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