■博物館 |
Musee de Tahiti et des Iles タヒチ博物館 PK15 |
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![]() 南太平洋圏で最大規模を誇る。 ポリネシアの生活民具の展示を中心に、ポマレ王朝の遺品、マラエなどの祭具の復元など、ポリネシア人の古来からの生活様式が学べる。 |
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![]() 彼の死から100年後、ポール・ゴーギャンの主要オリジナル作品が、はじめてポリネシアに帰ってきた。 2003年は、ポール・ゴーギャン没後100年という記念の年。 彼の追悼100周年を記念して、特別展「イアオラナ・ゴーギャン」が、パリのオルセー美術館の協力のもと、タヒチ博物館主催で行われた。(2003.5.15〜7.25、タヒチ博物館特設会場) |
ポール・ゴーギャンを受け入れたフレンチポリネシアは、こんなにもたくさんの彼の作品を集めたことは今までに一度もなかったという。40点以上ものゴーギャンの作品は、オルセー美術館の協力と、ゴーギャンのとてもめずらしい作品を所有するタヒチに住む個人アートコレクターの協力によるもの。展示会は、作品の説明、絵画と彫刻、写真、筆者の絵画や記事など様々なテーマによって構成。 |
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[タヒチ博物館への行き方] |
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↑目印のGSはまもなく ↑バスを降りたらこの道を歩くこと10〜15分位 ↑目印の看板 |
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Musee Gauguin ゴーギャン博物館 PK51.2 |
![]() ![]() 公式には、1965年6月15日にオープンした。 |
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![]() ![]() 回廊でつながれた展示室。 緑あふれた敷地内は、けっこうな広さ。 明るく心地よい博物館で、ゴーギャンの生涯に思いを馳せる。 |
![]() ![]() サーフィンをする姿も見られた。 絶景! |
ゴーギャン博物館は、一人の男性の固い決意によって設立された。オセアニアソサエティの書記であるオレイリー氏が、ポール・ゴーギャンを偲ぶ記念館の建設のための融資をシンガー・ポリナック財団と交渉して勝ち取った。コーニリアス・クレインというアメリカ人によって遺譲された土地に、建築家のクロード・バックが、開放的な美術館をデザインした。 |
![]() 博物館を入ってすぐのところに、ミュージアムショップがある。タヒチのお土産に持ってこいのゴーギャンのアイテム(カレンダー・トレイ等)が並ぶ。 これらのアイテムは、ダウンタウンの免税店やスーパーマーケット「カルフール」でも手に入れることができる。(全てではないので注意) |
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[ゴーギャン博物館への行き方] パペーテからはちょうど島の反対側に位置するゴーギャン博物館へは、やはりレンタカーが便利。(パペーテから1時間位) 観光がてら島を一周した際、立ち寄った。 |
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タヒチを愛した 、フランス後期印象派のポール・ゴーギャン |
Paul Gauguin(1848.6.7−1903.5.8) and Tahiti |
南仏アルルにアトリエを構え、ゴッホとの2ヶ月という短い共同生活に終止符を打ってから3年後、ゴーギャンはタヒチへと旅立った。上陸したパペーテは、すでに西洋化の波に洗われており、彼は大変失望したという。首都のパペーテから離れてタヒチの人々の生活の中心に落ち着こうと、最初にパエア、その後街から60kmのところに位置するマタイエアで生活を始めた。その2年間に、ポリネシアの神話画の復元、風景、ヌードなど、後に彼の代表作になるような作品をいくつも生み出した。その後、金銭的理由と孤独な精神的理由からパリに戻ったが、再度タヒチ(プナアウイア)で生活を送ることになる。タヒチでの再出発は、貧窮、病気、絶望(娘の死)、自殺−というひどい状態だったにもかかわらず、彼はこの間多くの傑作を残した。 更に文明から遠ざかるため、マルケサス諸島ヒヴァ・オア(ドミニク島)の首府アトゥアナに移住したゴーギャンは、「愉しみの家」と名付けた小屋で創作活動を続け、1903年5月8日午前10時、ハヴァイキ病のため亡くなった。享年54歳。波乱に富んだ人生だった。 |
[ゴーギャンの墓石] アメリカ行者組織のメンバーが、1921年アトゥオナの墓地にあるゴーギャンの墓を救った。 1908年から完全に無視され、1929年にはじめてオセアニア研究の組織により修復された。 1958年には画家のピエール・ボンパートが、ゴーギャンの墓を小さいモニュメントの様な形に一変させた。これは力持ちのマルケサスの住人が、近くの谷から運んできた石で出来上がった。 1973年にはシンガー・ポリナック財団のおかげで、「オヴォリ」という銅像が墓の上に置かれた。 |
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