■ホテル:マロマ・リゾート・アンド・スパ (カンクン国際空港から車で約30分)

Highway 307, Kilometer 51 Riviera Maya, Quintana Roo, Mexico77710

URL http://www.maromahotel.com/web/ocan/ocan_a2a_home.jsp

宿泊には、カンクン空港からの送迎(往復)、朝食、シュノーケルトリップが含まれる。
送迎はアレンジもOK。気軽にスタッフに相談してみよう。
ちなみに私たちは、マロマ→ル・ブラン(カンクンビーチ)へ送ってもらった。(参考/追加料金...$10)

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【Map of Maroma】
カンクンからハイウェイを南に走る。ジャングルの中に、ひっそりと隠れるように点在するホテル。
豊かな緑と美しいカリブ海に囲まれた、魅惑のビーチエリア“リビエラ・マヤ”は、カンクンの喧騒から離れ、静かな時間を過ごしたい人のための、大人のリゾートエリアです。
 

The Story of Maroma

海岸上空を飛行していた建築家ホセL.モレノ氏が、カンクンの南に広がる、ココナッツプランテーションに囲まれた美しい入江を発見し、一目ぼれしたのが“マロマ”の始まり。
マヤの職人によって手造りされたマロマの歴史は、“
ハンドメイド・ホスピタリティ”として、今も引き継がれています。

ハイウェイを降り、ジャングルの中へどんどん入っていく。ホテルの送迎でなければ、きっと不安を感じるかもしれない。こんなところにホテル&ビーチがあるの?って。

ホテルに到着すると、ウェルカムドリンクの“マルガリータ”で歓迎。カクテルを飲みながら(あれこれお喋りをしながら)カートでホテル内を丁寧に案内してくれた。部屋へ到着する頃には、すでにちょっとほろ酔い気分に。
チェックインの手続きは、部屋の中で行う。

↑素朴なホテルエントランス
 

↑エントランスを入ってすぐ
可愛らしいロビー

ROOM

   

   

↑ウェルカムフルーツ
手書きのカードが添えられて。
 

↑キーはカードキーではなく...。
細かいところにまでマロマらしさが。
 

「起こさないで」っていうサインも
こんな感じ。


 
私たちが宿泊したガーデンビュールーム。(外観)
緑が多く、毎朝、珍しい鳥のさえずりのシャワー!で気持ちよく目覚めることができる。

到着した時に、ジュースやコーヒー・紅茶のリクエストをしておくと、滞在中、毎朝部屋の外に届けてくれた。
レストランで“アールグレイ”を好んで頼んでいると、アールグレイが届けられたり...。極めの細かいサービスに感動!
 

ホスピタリティ溢れるサービス

 

部屋に用意されたマロマセレクトCD(3枚)。
CDコンポの傍に。
部屋にTVのないマロマでは、音楽を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

<turndown aromatherapy>

好きなアロマをリクエストすることができる。(4種類)
・Calm“Sweet Dreams”...Honey,Lavender and Neroli
・Spiritual and Balance“Eros”...Rose,Sandal and Ylang
・Chillout and Calming“Good Mood”
         ...Orange,Lime and Osamnthus
・Refreshing and Energizing“Tibetans”
         ...Lemon Tea,Mint,Cedar and Enebro

ロマンティックなベッド。部屋は、ハンドペイントのタイルで彩られ...。
さりげなくメキシコらしさを大事にしているところがGood!

バスローブ...ではなく、コットンの寝間着。

スリッパ...ではなく、日本の草履のようなサンダルは、さらっとしていて、癖になる履き心地。
カンクンビーチのホテルに持って行き、履いていたほど。
2足とも、デザインが違います。

ターンダウンサービスのスウィーツは、手作り感が漂うもの。
あったか〜い印象。

コーヒーメーカーはないが、ミネラルウォーター(1リットル×2本)は用意されている。
ドライヤーも、もちろん常備。

アメニティ

アメニティは、イギリス製の「MOLTON BROWN」。 www.moltonbrown.co.uk
(偵察に出かけたカンクンのホテル「アクア・カンクン」のトイレでも使われていた。)

POOL/BEACH/SPA/BOUTIQUE .....

緑溢れるホテルの敷地。
部屋を出て、小道を散歩しながら、レストランやビーチへと向かう。
夜は、キャンドルでライティング。
ほのかな明かりがやさしい。

タヒチ(モーレア島)のホテルで体験したような...
自然を大事にした造りに心やすらぐ。
 

ビーチに出かける人が多いせいか...3ヶ所あるプールエリアはとても静か。


<Kinan SPA>

マヤ語で太陽のエネルギーを意味する「KINAN」。
(=the healing of the sun)
アジアの「気」のコンセプトにも似ている。

月〜土曜日には、ヨガやピラティスクラスも開催される。
 

 

ビーチの美しさは言うまでもなく...。
波の高いカンクンビーチに比べ、穏やかなマロマビーチ。


沖合いに停泊しているクルーザーに、夕方帰っていく、白い水着が素敵な母子を発見。
昼間はマロマビーチで遊んで、宿泊はクルーザー。なんて贅沢なんでしょう。

このビーチに会いに、またこのホテルを訪ねたい...そう思わせる。

部屋にTVがないかわりに、TV&インターネット(無料)を楽しめる部屋が用意されている。
PCは、英語とスペイン語の2台。
フォントの違いはあるものの、一応、日本語のサイトも見ることができた。
(スペイン語のPCは、キー配列がかなり異なる。)

<BOUTIQUE>

ホテルで使われている石鹸やランチョンマットの他、アクセサリーやメキシコらしいホテルセレクトのアイテムがいろいろ揃っている。
後で購入しようと思って行くと、もう無くなっていたり。よいものを見つけたら、買っておいた方がよさそう。
お茶のルームサービスで使われていたライトグリーンのランチョンマットを購入しに行ったら、すでに無くなっていた。仕方なく、別のカラーを購入。メキシコ製のバッグは、カンクン滞在中にずっと使用していた。


 

RESTAURANT

<El Restaurante>
〜メキシカン・キュイジーヌ〜

滞在中は、予約の要らないレストランで、朝食&ディナーをいただいていた。日差しの強い日は中で、海を近くに感じたい時は外で。

特別に予約していた人たちのためのディナー。灯りの先にはテーブルがある。海がすぐ傍。→

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*他に「El Sol」レストランがある。

【Breakfast】


フルーツに始まり、めちゃめちゃ美味しいパン&手作りジャム...。
お料理は、下の中から選ぶことができる。3回の朝食に、2人違うものを選んでみた。それぞれ、さりげなくメキシコ料理のテイストが取り込まれている。

トルティーヤを作っているところ。→
カゴに入ったトルティーヤをテーブルまで持ってきてくれる。

ホスピタリティ溢れるサービス

最後の日、朝食を終えて席を立とうとすると...
「滞在ありがとう」と、チョコレートで書かれたお皿に、手作りのクッキー。(2人の名前も入っています。)
予期せぬプレゼントに、感動〜!!
このホテルが愛される理由、わかってもらえると思います。
もう少しここにいたい...。

【Dinner】


ディナーは、まずタコスでスタート。サルサは4種類。
さすがカリブ!と思わせる魚介類の新鮮さ。というより...このホテルは食材にとってもこだわっているよう。
朝食とは異なるパンも、ついつい食べ過ぎてしまうほど美味しいし。
メキシカン・キュイジーヌとはいえ、ニョッキもかなり美味!

ルームサービスでディナーを...

気分を変えて、部屋で夕食をいただくことに。
部屋にあるCDコンポで、マロマセレクトCDや、持って行っていたアンドレア・ボチェッリの曲を聴きながら...。
TVがないって、ほんとにいい。
気分的に、とてもリッチな時間を過ごせることができ、大満足!

【Lunch】


美しいマロマビーチでのランチ。
大好きなピニャ・コラーダ&メキシカンビア。
ステーキ?と思わせるような、しっかりしたビーフが入ったハンバーガー&ダイナミックなポテト。
これで一人分です。
レストランやビーチバー・ルームサービスでは、通常サインでOKのはずが...
マロマで精算書を見たのは(サインしたのは)、最初の夜(到着してすぐ)だけ。それ以降は、なんとサインレス!
慣れるまでは、こちらから確認したりして。
チェックアウトの時に、一括して精算を行う。(精算書は、前日の夜に部屋に届けられる。)
困ったのが、チップ。10〜15%の目安が割り出せない...。結局、臨機応変に、気持ち渡すことに。
きっと、サインのわずらしさを省くという配慮なのだと思う。
さりげなく名前で呼んでくれるあたりにも、ゲストを把握しようという姿勢が感じられるし。

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以前雑誌で見た、美しいマロマビーチにいつか行ってみたい...。
そして、その美しいビーチにあるプチホテル“マロマ”に泊まってみたい...。それがこの旅の始まりです。
リビエラ・マヤには、新しいホテルが次々と建設されています。
しかし、自分の中では、“マロマ”という選択肢しかありませんでした。
滞在して思ったことは...一番大切なのは、“ホスピタリティ(おもてなしの心)”。
このホテルには、それがあります。それもさりげなく...。まさに、
“ハンドメイド・ホスピタリティ”です。
ホテルで働いているスタッフが自然体で、ギスギスしていないのもよいし...。
気軽に挨拶できるフレンドリーな感じです。
写真には残っていないけれど、スタッフの笑顔と流れていた時間は、今も心に刻まれています。
もう少しここにいたい...名残惜しい気持ちでホテルを後にしました。
3泊ではなく、4泊にすればよかったと、そう思っています。
また、いつか行きたい。美しいビーチと笑顔に会いに。
ゆるやかな時間を感じに。

【オリエント・エクスプレス・ホテルズ、トレインズ&クルーゼス】
トラベル誌でも人気の“マロマ”は、「オリエント・エクスプレス・ホテルズ」の一つであることを、滞在して初めて知りました。
オリエント・エクスプレスは、豪華旅行の代名詞として、アジア・ヨーロッパ・アメリカといった世界中の魅力あるロケーションに、豪華ホテル・列車・クルーズ・レストランを展開しています。
チェックアウトの際、メキシコのサンミゲルにあるホテル“Casa De Sierra Nevada”のことも紹介してもらい...。
そう、世界には、素敵なホテルがたくさんあるのです。
※オリエント・エクスプレス・ホテルズは、2014年 「BELMOND(ベルモンド)」へと社名変更しました。  

 

BELMOND(ベルモンド)

URL http://www.belmond.com/ja/

 

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