■キー・ウエスト
フロリダ半島の南端、飛び石のように、洋上に連なる島々「キーズ」。
その小さな珊瑚礁の連なりは、「オーバーシーズ・ハイウェイ(US−1)」で、一つ一つ結ばれています。
この日は、片道5時間(途中下車しながら)のロングドライブに 出かけました。
目指すは、アメリカ合衆国(メインランド)最南端「キー・ウエスト」。
ここへは、飛行機でも、観光バスでもなく、「車」で行きたいと思                   っていました。

                  セブンマイル・ブリッジ入り口→

この「セブンマイル・ブリッジ」を越えると、オーバーシーズ・ハイウェイの終点「キー・ウエスト」まで、あとわずかです。



↓橋の右にはメキシコ湾、左には大西洋が広がっています。

まるで、海の中を走っているかのような嬉しい錯覚にとらわれ、思わず幸せをかみしめた瞬間です。
今まで映像で見て、漠然と憧れていた、あの場所へやって来たんだな。
世の中には、お金で買えない幸せがたくさんあります。
こんな幸せを大事にしたいと思っています。
                      サザンモスト・ポイント→

アメリカ本土最南端(緯度ではハワイ島の方が最も南)を示す記念碑。
正真正銘の最南端はこの場所ではなく、すぐ近くの海軍基地内にあります。残念ながら入ることはできません。
記念碑には、「キューバまで90マイル」とかかれています。
海の向うはキューバ。いつかこの海を越えて、キューバへ行ってみたいと思っています。

↓観光ポイントを廻るオールドタウン・トロリー
  
       灯台博物館から見た市街→

  「コンクハウス」と呼ばれる、キー・     ウエスト独特の建築様式。
  移民たちが祖国の様式を取り入れ建   てた家が、南国の風土の中ミックス    され、変化したもの。



↓ヘミングウェイ・ホーム
キー・ウエストを愛した文豪アーネスト・ヘミングウェイは、この家で「武器をさらば」「誰が為に鐘は鳴る」など、8つの作品を執筆しました。部屋には、彼がキューバやアフリカ、スペインなどを旅して集めた家具が並んでいます。
庭にはキー・ウエスト初のプールもあります。

今では、彼の飼い猫の末裔たちが、この家の住人(?)です。
←スロッピー・ジョー

いつのまにか、ヘミングウェイゆかりのバーのように噂され、彼を偲んで訪れる人が多い。
実際のところは、ここから少し離れた「キャプテン・トニーズ・サルーン」(同じ経営者/ジョー・ラッセル)の方に、パパ・ヘミングウェイは足繁く通ったようですが。

キーウエストで、偶然見つけて入ったキューバ料理のお店→

ラテンの香り漂う、鮮やかな外観に惹かれ入りました。
バナナのフライやブラックビーンズなどが盛られたプレートランチ、オリーブオイル・塩・ライムの絞り汁だけで食べるシンプルなサラダ、ライム入りアイスティー、(フロリダ名物)キーライムパイなど・・・汗を流しながら食べました。
キー・ウエストでは、やはりライムはかかせません。

私達の他は、スペイン語を話す常連さんばかりでした。
ここで食べたキーライムパイは、もう一度食べたいものの一つです。

キー・ウエストのお土産で、買って帰ってよかったと思うものは、キーライムキャンディーと「パパ・ヘミングウェイ」のコーヒーです。
海綿(天然のスポンジ)やシェル、チリ(スパイス)のお店などもありますが。

食べものとしては、コンク貝も食べてみるとよいでしょう。

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